東北訪問(2012/10/26・27・28)~その2

気仙沼港近く。

 

気仙沼で宿泊したホテル近辺からの展望(3枚)。

 

南三陸さんさん商店街。

復興屋台村気仙沼横丁。

 自分たちの力で地域を盛り上げていこうとしているのが痛いほど伝わってきます。

 

最後に。

南三陸・志津川中学校の校庭。奥には仮設住宅が立ち並んでいます。

27日(土)、朝から部活を始める生徒たち。

28日(日)に開催された志津川中学校の文化発表会も見学させてもらいました。

校長先生にお話を伺ったところ、この学校では、10数年前からベートーヴェンの『歓喜の歌』(いわゆる第九)を全校で歌ってきたとのこと。

昨年の震災後、『歓喜の歌』の合唱をやめようという話があったとき、校長は言ったそうです。

『今やめるのは簡単だ。でも、20年続ければ、早ければ卒業生の子供が入学してくる。いつの日か、子どもと親が一緒に歓喜の歌を歌えるようになる』

そういう伝統や文化を作り上げていくこと、守り続けていくことが、これからの復興への力になる…と考えてらしたのだと思います。

また、生徒たちも『先輩たちがやってきたことを自分たちも同じようにやっていきたい』と訴え、昨年も『歓喜の歌』は歌われたそうです。

これからも先人たちの想いと共に歌い継いでいってほしいですね^^