東北訪問2日目は、まず、気仙沼港から。
↑昨年泊まったホテル観洋さんの近くをぐるっと回ってお土産屋さんへ。
↑お土産屋さんから見た湾内。
津波に遭ったはずなのに、この賑わい。
ここから陸前高田に向かう道中に、津波で流されてきた大型タンカーの遺構があったのですが、既に取り壊されていました。
どこにあったのかわからないくらい、綺麗さっぱりと。
それどころか、道の両側は造成が始まっていて、「ようやく復興が始まった」と嬉しくなるくらいでした。
反面、シンボル的な遺構がなくなることは、部外者の関心が失われていくことに繋がりそうで……心配になりますね。
部外者の支援・協力が要らないなら別ですが。
↑陸前高田。
1年前と比べても復興は進んでいない感じ。
山から沿岸部へ巨大なベルトコンベアを設置して、土の運搬の効率化を図るプランも出ているそうですが……。
『奇跡の一本松』の子(クローン)の名付け親がやなせたかしさんってことを、先日のやなせさんの訃報で知りました。
これからは、ここへ来る度にアンパンマンを思い出すんだろうな。
このあと、大船渡へ。
津波が川を遡上した街と記憶していて、実際、傷跡はあちらこちらにあるのですが、新しい工場なども立ち並んでいて普通に機能している雰囲気でした。
(運転していたので写真は撮れず終い)
ここで反転して南三陸へ。
そして、防災対策庁舎へ。
撤去が決定され、慰霊祭まで執り行われたそうですが、知事が「国からの援助があれば、遺構の撤去を見直す」と発言したとか。
今回、三脚を使って庁舎をバックに記念撮影をしている老夫婦とかがいて、早く撤去してほしがる遺族の気持ちもわかりました。
自分の家族が亡くなった場所で他人が笑いながら写真を撮っているところを見たりしたら、そりゃ怒るよなあと。
お昼は、近くの仮説商店街へ。
↑南三陸さんさん商店街。
↑前日のプロ野球日本シリーズ第7戦で、試合中にここから中継が入っていました^^
↑僕らが入ったお店は『志のや』さん。
今調べたら、去年も『志のや』さんでご飯食べてましたw
そのあとは、いつものように志津川中学校から定点観測。
↑2013/11/5現在。
↑掲示されていた、2007/9/8の遠望写真。
↑17時ちょい前でこの暗さ。
このあと、17時半頃南三陸を発ち、行きと同じく北関東道を使い佐久から山越えをして、26時過ぎには茅野に着いていました。
茅野と南三陸、片道約650km。
今回はトータルで44時間1500kmの旅となりました。