LiLaC~作例イメージ

 

題して『他の人に開けられない引き出し付きラック』(ネーミングセンス0)。

 

イメージは…

1学年のときに作った教材に…

引き出しを足して…

その引き出しを引いたら…

ブザーが鳴る。

割とケタタマシくブザーが鳴れば、反射的に引き出しを奥に戻すハズ!

 

 

これ、LiLaCを使えば作れそうです。

 

 

使うのは、ディテクタスイッチ。

5mm程度のサイズの小さなスイッチです。

黒い部分が押し込まれるとオンになります。

 

これを、奥の板のツライチになるようにホットボンドでつけます。

今回は、側面の隙間につけるイメージで。

 

引き出しを奥まで入れると、スイッチが押されるようにします。

 

アップにすると、こんな感じ。

引き出しが奥に入るとディテクタスイッチがオンになり、引き出しが引き出されるとディテクタスイッチがオフになります。

 

ブザーを鳴らしたいのは引き出しが引き出されたときで、引き出しが引き出されたらディテクタスイッチがオフになるので…

ブザーを鳴らす条件は、『ディテクタスイッチがオフのとき』ということになります。

 

『ディテクタスイッチがオフのとき』って一瞬『なんのこっちゃ?』って感じがしますが、要は『スイッチやセンサを何も使わないとき』です。

 

スイッチやセンサを何も使わないときにブザーが鳴るようにするには、可変抵抗器のボリュームを8時方向に回します。

これで、ブザーが鳴り続けます。

 

このままではうるさいので、ディテクタスイッチがオンになったらブザーを消すようにします。

 

スイッチを、inputの青ソケットと黒ソケットを繋ぐように配置します。

図は、タクトスイッチをディテクタスイッチの代わりに使っています。

スイッチが押されている間は、ブザーが鳴りません。

 

 

これなら、誰でも簡単に作れそうデスネ!(テレビ通販の煽りみたい)

 

 

で、実際に作ってみました。

 

使ったのは、シャトルさんの【ドリームジャーニー】。

最初から引き出し付きです。

 

本体と引き出しの間に隙間がなかったので、ディテクタスイッチは、本体の後ろ側につけています。

空気を逃がすスペースが開いていて、そこで引き出しの奥面とディテクタスイッチが接触するようにしました。

これで、『引き出されるとブザーが鳴る引き出し』は完成です。

 

まあ!こんなに簡単にできちゃって大丈夫なのデスカ!?(煽り)

 

 

イメージ通りにはできましたが、実際に使ってみると、自分が引き出しを開けるときにもブザーが鳴るのでイマイチ使いにくいです。

ここで、自分だけがわかっている条件を足して、『他人が使うときはブザーが鳴るけど、自分が使うときはブザーを鳴らさない』ようにできたらいいな~。

 

たとえば、『引き出しが引き出されたとき、明るければ(自分だけがわかっている条件)、ブザーが鳴る』とか。

自分が使うときは、センサの部分だけを暗くしておいてから引き出しを使う…。

 

おお!LiLaCなら、スイッチやセンサを複数使えるので、簡単に実現できそうデスネ!(煽り)

 

 

まあ、実際の細かい作業は簡単じゃなかったりもするんですが、LiLaCを使えば、イメージの実現は簡単になると思います!(本音)