LiLaC Switch(ライラック スイッチ)は、LiLaCとは違う流れで考えられた教材です。
G先生考案、O先生設計になるのかな…?
次の画像は、CdSセルを使い、明るさに応じてLEDを点灯・消灯させる回路。
下の緑色の基板のものがLiLaC Switchです。
上のものは、LEDと電池ボックスを片側だけ繋いで、残りの端子にミノムシクリップをつけたものです。
LiLaC Switch基板の左下にCdSセル。
CdSセルにキャップをかぶせると、LEDが点灯します。
『明るさによって点灯・消灯がキッチリ切り替わる、つまり明るさの変化がスイッチになっている』ということですね。
ほかの部品も使えます。
次の画像は、市販の人感センサを使った例。
こんな感じ。
状況によって抵抗値が変わる部品や市販のセンサをスイッチとして使えるようにするのがLiLaC Switchです。
いい部品を使っているので、割とお高くなっていますw
先生がたが生徒に学習させたいのは、『センサを上手く使うと、便利になったり省エネになったりする。結果、生活が豊かになる』ということのようです。
(違っていたらすみません)
『学校の渡り廊下にあるライト、外が暗くなっても光らないし、昼間廊下を通っても光らないけど、夜に廊下を通ると光るよね?あれってどうなってるんだろ?』って導入から、2つのLiLaC Switchを使って、繋ぎかたによって動作が変わることを学習するようです。
こんな感じ。直列に繋いでいるので『暗くて、かつ、人を感知したらLEDが点灯する回路』になっています。
ミノムシクリップのゴチャゴチャ感が生徒の学習意欲にダメージを与えるというのは、よく聞く話です。
そんな配線のゴチャゴチャをブラックボックス化したのがLiLaCです。
それに対して、部品と部品を線(ミノムシクリップ)で繋いでいって、回路をちゃんとイメージさせたいと考えられたのがLiLaC Switchです。