LED6についても見てみます。
他のLEDと同様に、マイコンのピンから抵抗器を経由してLEDに繋がっています。
なので、プログラムが実行されることで、LED6は点灯します。
途中、メロディIC(UM66T)に繋がっているのが、他のLEDの回路とは違うところです。
UM66Tには3本のリードがあります。
平らな面を手前にしたとき、真ん中のリードは抵抗器と繋がっていて、左のリードはマイナスに繋がっています。
UM66Tの3本のリードは、平な面を手前にして、左からVss(-)、Vdd(+)、O/Pとなっています。
簡単に言えば、真ん中のリードから左のリードに電流が流れると、ICが持っている曲の信号が右のリードから出る…といった感じでしょうか。
右のリードが繋がってる先を見てみます。
圧電スピーカとジャンパ線に繋がっていました。
スピーカは、一方はUM66Tに繋がり、一方はマイナスに繋がっているので、UM66Tからの信号に合わせて音を鳴らします。
長々と書きましたが…要は、LED6が点灯するときは、同時に、スピーカから曲が流れます。
曲を流したくない場合は、UM66Tをハンダづけしないようにしてください。
逆に、LED6をハンダづけしなければ、UM66Tの曲が流れるだけになります。
ちなみに、ジャンパ線は、UM66Tの信号ではなくマイコンからの信号をスピーカに与えるためのものです(後述)。