角型LEDのLED7について、回路を見てみます。
まずは、基板に直接配置する場合。
アノードは、プラスに繋がっています。
カソードは…抵抗器R10を経由してFETに繋がっているようです。
FET周りを見てみます。
Wikipedia情報によると、FETは、スマートフォンやパソコンのCPUに一億個以上組み込まれているそうです。
このFETには3本のリードがあり、平らな面を手前にして、左からソース(S)、ドレイン(D)、ゲート(G)となっています。
FETは、ゲートに電圧がかかると、ドレインからソースに電流を流す電子部品です。
LED7のカソードは、R7を経由してFETのドレインに繋がっているのがわかります。
では、FETのソースとゲートはどこに繋がっているのでしょうか。
ソースは、そのままマイナスに繋がっています。
ゲートは、抵抗器R7を経由してマイコンの15番ピンに繋がっています。
プログラムで16番ピンに電位を与えると、FETのゲートに電圧がかかってドレイン-ソース間が繋がり、プラス→LED7→R10→FET→マイナスという回路ができます。
つまり、LED7が点灯します。
懐中電灯タイプの場合。
この場合でも、LED7のカソードがFETに繋がっているので、同じ挙動になります。
スタンドタイプの場合。
プラスは支柱の銅線を通ってLED7のアノードに繋がっています。