シン・ココナッツ~電気の流れ⑤LED7

角型LEDのLED7について、回路を見てみます。

まずは、基板に直接配置する場合。

 

アノードは、プラスに繋がっています。

カソードは…抵抗器R10を経由してFETに繋がっているようです。

 

FET周りを見てみます。

Wikipedia情報によると、FETは、スマートフォンやパソコンのCPUに一億個以上組み込まれているそうです。

 

このFETには3本のリードがあり、平らな面を手前にして、左からソース(S)、ドレイン(D)、ゲート(G)となっています。

FETは、ゲートに電圧がかかると、ドレインからソースに電流を流す電子部品です。

 

LED7のカソードは、R7を経由してFETのドレインに繋がっているのがわかります。

 

では、FETのソースとゲートはどこに繋がっているのでしょうか。

ソースは、そのままマイナスに繋がっています。

ゲートは、抵抗器R7を経由してマイコンの15番ピンに繋がっています。

 

プログラムで16番ピンに電位を与えると、FETのゲートに電圧がかかってドレイン-ソース間が繋がり、プラス→LED7→R10→FET→マイナスという回路ができます。

つまり、LED7が点灯します。

 

懐中電灯タイプの場合。

この場合でも、LED7のカソードがFETに繋がっているので、同じ挙動になります。

 

スタンドタイプの場合。

プラスは支柱の銅線を通ってLED7のアノードに繋がっています。