先行して採用していただいた学校でのトラブル事例を紹介いたします。
①トグルスイッチの配置
他のスイッチにも対応できるように、穴が6つ開いています。
そのため、間違えて配置してしまうことがあるようです。
基板に印刷された四角い枠にリードを3本配置するのが正解です。
上図のように配置しないように気をつけてください。
ハンダづけの練習の際などに、不要な穴をハンダで塞いでおくといいかもしれません。
②タクトスイッチ(プッシュスイッチ)とスライドスイッチ
タクトスイッチは、両外の端子の穴が小さく、部品を差し込みにくいようです。
端子をまっすぐにすれば入ると思いますが、難しいときは、ドリルで穴を広げてから差し込んでください。
スライドスイッチは、端子間のピッチが合っていないため、わずかに浮いてしまうようです。
正規部品の欠品を、他のもので代用したためです。
申し訳ありませんが、操作するときにチカラをかけすぎないようにお願いいたします。
③UM66T(メロディIC)
これは、今後プログラムの学習が始まると予想されるものです。
LED6の点灯に合わせてメロディが流れることを止めたい場合、メロディICを基板に実装してしまったあとですと、ICのリードを切り飛ばす以外に手段がなくなります。
ですので、こちらにもピンソケットを配置して、自由にメロディICの抜き差しをできるようにしたほうがいいかもしれません。