センサのような働きをするスイッチもあります。
①傾斜スイッチ
このスイッチは、部品の傾きかたによって導通します。
金メッキされた真鍮の筒の中に、同じく金メッキされた真鍮の球が入っています。
球が筒の底面に接すると、底面に繋がっているリードと筒に繋がっているリードが、球を経由して電気的に繋がります。
②リードスイッチ
このスイッチは、磁力によって導通します。
磁石が近づくと、それぞれのリードが磁力を帯び、異極が接触して導通します。
※仕組みはシンプルですが、複雑に反応するので、思う通りに動かないことがあります。
【磁石をスイッチに平行して近づけるか垂直に近づけるか】と【磁石のN-S極をスイッチに平行にするか垂直にするか】の組み合わせによって、スイッチと磁石の距離が同じでも反応が異なります。
③ディテクタスイッチ
非常に小さなスイッチです。
ディテクタは、直訳すると【検知】。
わずかなチカラでもONになるスイッチです。
このほかのスイッチも、ココナッツで使うことができます。
スイッチの端子をピンソケットの【VとOに繋ぐ】か【GとOに繋ぐ】かを選んで配置します。
プログラム上では、スイッチがOFFの場合は、センサの値は【40から80】になります。
スイッチがONになると、【VとOに繋ぐ】場合は【255】を表示し、【GとOに繋ぐ】場合は【0】を表示します。