シン・ココナッツ~センサの接続⑥スイッチ

センサのような働きをするスイッチもあります。

 

①傾斜スイッチ

このスイッチは、部品の傾きかたによって導通します。

 

金メッキされた真鍮の筒の中に、同じく金メッキされた真鍮の球が入っています。

球が筒の底面に接すると、底面に繋がっているリードと筒に繋がっているリードが、球を経由して電気的に繋がります。

 

②リードスイッチ

このスイッチは、磁力によって導通します。

 

磁石が近づくと、それぞれのリードが磁力を帯び、異極が接触して導通します。

※仕組みはシンプルですが、複雑に反応するので、思う通りに動かないことがあります

【磁石をスイッチに平行して近づけるか垂直に近づけるか】と【磁石のN-S極をスイッチに平行にするか垂直にするか】の組み合わせによって、スイッチと磁石の距離が同じでも反応が異なります。

 

③ディテクタスイッチ

非常に小さなスイッチです。

ディテクタは、直訳すると【検知】。

わずかなチカラでもONになるスイッチです。

 

このほかのスイッチも、ココナッツで使うことができます。

スイッチの端子をピンソケットの【VとOに繋ぐ】か【GとOに繋ぐ】かを選んで配置します。

 

プログラム上では、スイッチがOFFの場合は、センサの値は【40から80】になります。

スイッチがONになると、【VとOに繋ぐ】場合は【255】を表示し、【GとOに繋ぐ】場合は【0】を表示します。