観ていても面白くないサッカー日本代表(通称ハリル・ジャパン)。
『縦に速いサッカー』が監督のコンセプトだそうですが、実際にやりたいサッカーはよくわかりません。
でもまあ、『自陣に守備ブロックを敷いてからのカウンター攻撃』をイメージして、素人なりに日本代表を選んでみます。
ちなみに、『DFラインを高く設定して即時奪還からのショートカウンター』戦術は、今から練り上げても付け焼刃過ぎるでしょう。
世界最高の監督と世界トップクラスの選手が集まったチームですら、チーム戦術が熟成するのに1年かかっていますからね。
GKは、西川選手(浦和)…と言いたいところですけど、やっぱり川島選手(仏1部・メス)でしょうかね。
ラインを高く保つチームなら、機動力があってキック性能も高い西川選手を推すのですが…。
川島選手が日本代表の正GKであるのは、他の能力、たとえばシュートセービングやコーチングなども含めて比較して、西川選手や東口選手(G大阪)より優れている(と首脳陣が判断している)から(たぶん)。
ここらへんって、試合観戦していてもよくわからないんだよなあ。
中村選手(柏)と川島選手の比較ってどうなのでしょうね。
でもまあ、W杯でいきなり中村選手を正GKにするのは博打かな。
DFラインは、とりあえず4バック。
左から、長友選手(トルコ1部・ガラタサライ)、※、吉田選手(英1部・サウサンプトン)、酒井宏樹選手(仏1部・マルセイユ)。
連携の成熟度から言っても、ほかの選択肢がなさそう。
※のところは、昌子選手(鹿島)、槙野選手(浦和)、森重選手(FC東京)あたりが候補ですけど…順調度と将来性を買って昌子選手かな。
ただ、このDFラインでポーランドの大エース・レヴァンドフスキを抑えられるのかなあ…。
ブンデスでバイエルンと対戦するチームも、ヨーロッパ予選でポーランドと対戦した国も、レヴァンドフスキ対策を取っているはずで、それでもボカスカ点を取られちゃっています。
マンマークもモノともしなさそうですし、ラインを上げて、ゴールから少しでも離れたところでプレーさせたいところですが…う~む。
もう一つ、左SBも問題になりそう。
セネガルにはサディオ・マネ、コロンビアにはクアドラードというサイドアタッカーがいて、おそらく右サイドに張ってきます(マネは、所属するリバプールでは左に入っていますが、もともとは右)。
特に、コロンビアは中央に強力なアタッカー陣を抱えているので、クアドラードをシャットアウトできないと中央に隙ができて苦しくなるかも。
攻守両面での活躍が期待できる長友選手ですが、割り切って最初から守備特化のSBを入れるのもアリな気がします。
槙野選手か昌子選手を左SBに入れるのは…冒険がすぎるかな。
長友選手と酒井高徳選手(独1部・ハンブルガーSV)の調子のいいほうが先発って感じかな。
中盤の底は、2ボランチ。
2ボランチの場合、一人は攻撃的に、もう一人は守備的に振る舞うのが常套手段。
でも、縦への速さに拘るならダブル司令塔にしたいです。
セカンドボールを拾ってからすぐに前線にピンポイント(←ここ大事)で放り込める、小野選手(札幌)や青山選手(広島)のような選手が理想。
今のベストは誰なんだろ?
まあ、タッチダウンパスは無理でも、的確にパスを出せる選手がいいので…ん~…大島選手(川崎)と柏木選手(浦和)…とかかな。
体力が持つなら中村憲剛選手(川崎)を使ってみたいんですが…運動量的に厳しいのかもしれません。
守備のバランスを考えるなら、どちらかに代えて山口選手(C大阪)か今野選手(G大阪)ですかね。
長谷部選手(独1部・フランクフルト)も、キャプテンシーとか過ごそうですし、所属チームではCBを務めるくらいの守備力もあるんで、候補ですね。
サイドは、独力でボールを持ちあがれる選手というのが大前提で、左は乾選手(スペイン1部・エイバル)、右は伊東選手(柏)。
乾選手は、代表では窮屈そうにプレーしていますが、リーガの試合では、ドリブルには推進力があるし、ペナルティエリア内でのプレーも多い感じがするし、いい雰囲気。
伊東選手は、センターラインからアタッキングサードまでなら独力で持ち上がれそう。
ただ、どちらもフィニッシュ面での物足りなさが…。
原口選手(独2部・デュッセルドルフ)と久保裕也選手(ベルギー1部・ヘント)はフィニッシュ面で期待ができそうですね。
ただ…原口選手はコンディションが、久保選手は代表で結果を出せていないところが不安。
ドリブルできて決定力がある選手、求ムw
中央は、大迫選手(独1部・ケルン)の1トップ。
所属チームでも代表でも点を決めていないんですけどね。
でも、きっちりボールをキープできる能力で買い。
ハンパないとこを世界に見せてやってくれ。
トップ下には、適性があるのかわかりませんが、武藤嘉紀選手(独1部・マインツ)はどうでしょう?
トップ下じゃなくてセカンドトップといえば、違和感も軽減するかな。
ドリブルもできるし高さもあるし得点能力もあるから、大迫選手が相手DFと絡んで潰されてしまっても攻撃のカタチが作れそう。
個人的好みや愛着を優先して中村憲剛選手や中村俊輔選手(磐田)、遠藤保仁選手(G大阪)、香川選手(独1部・ドルトムント)あたりを入れたかったのですけど、フィニッシュ面が…ね。
以上、偉そうに選んでみました。
ザッケローニ監督のサッカーは、面白かったけど結果が出ませんでした。
今の監督のサッカーは面白くないけど…どうなるかな?