LiLaCの部品配置イメージです。
PICソケットには極性がありませんが、PICマイコンには極性があります。
マイコンに白丸を打って納品しますので、それを目安に向きに気をつけて、また、リードを曲げないように気をつけて、ソケットに差し込んでください。
極性を間違えると発熱して大変危険です!!!
回路図のイメージです。
(2018/1/31 output部に誤りがあったので修正)
input部を見ると、青ソケットのラインがマイコンへ繋がっています。
input部のスイッチやセンサの動きに合わせて変化する電位を計測しています。
その電位が電源電圧の半分を超えることが、出力条件の一つとなっています。
output部は、電源のプラスからトグルスイッチを経由してプラス(+)枠に繋がっています。
そこからLEDを通ってマイナス(-)枠に繋がりますが、そのマイナス枠は、2つに分かれています。
抵抗【R7】や抵抗【R8】を通ってからFETに向かうルートと、抵抗器を通らずに直接FETに向かうルートに分かれているので、注意してください。
ここで使っているFETは、【N Channel MOS FET】です。
図で言うと、FETの真ん中の端子(ドレイン) から左の端子(ソース)へ電流を流すのですが、右の端子(ゲート)に電圧がかからないと、真ん中の端子から左の端子へ電気が流れません。
右の端子に電圧をかけるのが、抵抗【R1】と抵抗【R2】に繋がるマイコンです。
DIPスイッチ周りは、スイッチのオン-オフの変化による電位の変化をマイコンが計測しています。
マイコンの特性により、左右非対称となっています。
その計測結果に応じて、OR回路やAND回路を切り替えています。
まとめると、
input部の青ソケットやDIPスイッチ周りの電位をそれぞれ常時計測し、
それらの出力条件が満たされたら、
抵抗【R1】【R2】に繋がるマイコン端子に電圧がかかり、
output部のLEDに電流が流れる
…ようにプログラムされています。
FETからDCジャックに流れてきた電流は、DCジャック内を通って(図で言うと、右上の端子と左の端子がDCジャック内で繋がっている。DCジャックを使わない場合は、ジャンプさせる必要がある)、電源のマイナスに流れていきます。
5VのACアダプタ(プラグ内径2.1mm)を使うとき、電池やUSB電源よりACアダプタが優先されます。
『普段はACアダプタで常夜灯やスタンドとして使い、ACアダプタを外して懐中電灯として使う』という使いかたができそうです。