他の記事と重複する部分もありますが、実際のエラー例などを記載しておきます。
電源投入直後の瞬間点灯が起きない
・ダイオードの極性間違い
・LEDの故障、不良、極性間違い
・FETのハンダづけ不良
また、実践では『output1に白色LEDを、output2に青色LEDを配置して、電源を入れると、瞬間点灯が起きたり起きなかったりする』という例がありました。
この場合は、白色LEDの配置場所が誤っていたので正しい場所に配置し直したら、動作が安定しました。
電源投入直後から点灯しっ放し
・inputのスイッチやセンサが、点灯条件を満たしている
・inputの赤ソケットと青ソケットの短絡
・FETの、左の端子(ソース)と真ん中の端子(ドレイン)の短絡
☆エラー箇所の確認方法☆
DIPスイッチを操作して2系統回路にします。
inputの可変抵抗器のボリュームを、どちらも10時方向にします。
このとき、output1とoutput2のどちらかのLEDが消えると思います。
消えることが正常なので、消えないほうのinputかoutputに問題があることがわかりました。
両方とも消えないときは、input、output、DIPスイッチなどで複数のハンダづけ不良があると思われます。
続いて、DIPスイッチを操作してAND回路にします。
正常な方のinputの働きによって、本来は、LEDが両方とも消えるはずです。
LEDが消えるときは、output側に問題がないので、inputの赤ソケットと青ソケットの短絡が疑われます。
LEDが消えないときは、FETの短絡が疑われます。