DIPスイッチの操作説明をしたいと思います。
output2に青色LEDを配置して…
2つある可変抵抗器のボリュームはどちらも10時から11時方向にして…
DIPスイッチは『1を下、2を上』にして…
この状態を基本とします。
LiLaCのスイッチを入れます。
一瞬だけ青色LEDが点灯して、すぐ消えます。
とりあえず、input1の可変抵抗器のボリュームを8時方向に回してみます。
LEDが点灯します。
input1のボリュームを10時に戻して、input2のボリュームを8時方向に回します。
同様に、LEDが点灯します。
続いて、基本状態から、DIPスイッチを『1が上、2が下』にします。
この状態から、先述と同様にボリュームを操作してみます。
どちらのボリュームを操作してもLEDは点灯しません。
両方のボリュームが8時方向になると…
LEDが点灯します。
DIPスイッチの操作で何をしているかというと…
『どちらかのボリュームが8時方向になったらLEDを点灯させる』と『どちらのボリュームも8時方向になったらLEDを点灯させる』を切り替えています。
『ボリュームが8時方向になったら』を『スイッチがオンになったら』に置き換えてみると、イメージしやすいかと思います。
最初のパターンはスイッチが並列になっている回路(OR回路)、次のパターンはスイッチが直列になっている回路(AND回路)といえます。
回路を、配線を組み替えて物理的に変えるのではなく、DIPスイッチの操作してマイコンのプログラムで変えています。